WEB校長室
丹澤校長メッセージ32 (クリスマス・終業式 ~みんな、よく頑張ったね。~)
2020.12.22 丹澤校長メッセージ
みなさん、おはようございます。
2学期のクリスマスの集い・終業式は、コロナ対応のため、中学1年と高校1年、中学2年と高校2年、中学3年と高校3年の3部制に分かれて実施いたします。
分散ではありますが、この様に皆さんと対面でお話しするのは、今年度初めてですね。
早いもので、2020年もあと9日で終わりです。
ちょうど、昨年の今頃、咳の激しい肺炎が海外で流行っていると報道され、新型コロナウイルスという言葉が出てきました。それは、高校生の修学旅行先のポーランドから帰国したころです。そしてあっという間に、臨時休校の対応を迫られることになり、「STAY HOME」が合言葉となりましたね。
1学期は、ウェブ授業に切り替えたり、分散登校したりと、新しい生活様式に戸惑いましたが、2学期には、体育祭・学院祭なども行い、徐々に日常を取り戻してきました。今では、検温、マスク、消毒がすっかり定着しましたね。3密を避けることにも慣れてきたと思います。
本当に、みなさんお疲れ様でした。そして、よくここまで頑張りました。
1年生の皆さん、中学校・高校の入学式が6月と異例の始まりの中、少しずつですが学校生活に慣れてきたことと思います。
2年生の皆さん、高校2年生は、修学旅行が延期となりましたが、必ず行かせますので心配しないでください。中学2年生の修学旅行は、来年ですね。一緒に行きましょうね。
3年生の皆さん、何とか修学旅行に行けて本当に良かったです。これから、受験を控えている方もまだまだいます。最後まで気を緩めず、自分の信念を貫いてください。
この様な、先の見えない状況でも「無理、出来ない」と投げ出すのではなく、規制があっても、その規制の中で何が出来るのかを考え、前に進んで行くことが、アサンプションのPBLです。机に向かう学習だけでなく、日常を生き抜く力です。
クリスマスは、救い主イエス様のご生誕の日です。ここにいるみなさんも意味があり使命があって、この世に誕生しています。すなわち、みなさんは世の光です。未来を明るく照らす担い手となってください。さらに、来年も自分らしい光を灯し、輝き続けられるように、穏やかな気持ちで、周りを思いやる心を持ってください。
心、すなわち愛情です。
聖書にも次のような言葉があります。
このように、いつまでも存続するものは、
信仰と希望と愛と、
この三つである。
このうちで最も大いなるものは、
愛である。
(コリント人への第一の手紙 13:13)
今年の年末年始は「STAY HOME」です。家族愛を大切にし、会話などを楽しみながらゆっくりとした年末年始を過ごしてください。
また、コロナに感染しない事が1番大切です。皆さんがコロナに感染したら大切なご家族にも移すことになります。どうか、不要不急の外出は控えて、お家で過ごしてください。そして、3学期に元気な顔を見せてください。
最後になりましたが、期末試験で100点を採った皆さんは終礼後に校長室にお越しください。
4回連続100点を採り校長室でお祝いをしている生徒もいます。99点などあと少しだった人は、どんなミスをしていたのかを見直し、次につなげてください。
2020年12月22日 アサンプション国際中学校高等学校 校長 丹澤 直己