WEB校長室

丹澤校長メッセージ41 (~ 校長講話 ~)

2021.06.15 丹澤校長メッセージ

学院ビデオ「アサンプション物語」は、ご覧になりましたか?

この物語は、アサンプション70周年に向けて、今もなお発展し続けています。
学校法人聖母被昇天学院 学院紹介2021

 

前回の校長講話の最後に外部英語模試、英語検定の大切さを言いました。

さて本校も外部講師による英検講座も開始し、合計22回のレッスンのうち初回の講習が終わりました。今回77名もの多くの生徒が受講してくれたと言うことは、英検の必要性を感じてくれた結果だと思います。

外部講師にご依頼した理由は、普段とは違い馴れ合いの関係がなく、緊張感を持った関係で指導を受けることによりモチベーションも向上し、合格にも繋がると考えたからです。講習中の皆さんの様子を見に行くと、講師の先生の話にうなずきながら聞き入る皆さんの姿を見ることができました。講師の先生方も、皆さんが合格できるように全力を尽くすと仰っています。

しかし、合格するためには、先生の指導力もありますが、皆さんの努力が一番必要です。解らないことがあったら質問をして、疑問を残して帰宅することは止めましょう。1回1回を確かな学びのある時間にしてください。

そして、準1級講座を受講している生徒がこんなに多くいるとはすばらしいの一言です。ぜひ卒業までに、英検準1級を習得しておいてください。まだまだ日本では英語力を、英検基準で判断する大学や企業が多いです。英語検定も4技能を図るような内容で、かつ4技能を均等に点数を習得しないと合格にならないという、以前よりも難しくなっています。どうぞ、講座を申し込んでいない人も自分で学習もできますので、準1級を合格できるようにしてください。

もちろん、『TOEFL』も今の時代は欠かすことができないので、イングリッシュコースの皆さんには小学校から高等学校まで『TOEFL』を受験してもらっています。毎年5名程度は、『TOEFL 』のGOLDランクを受賞しています。これも名誉なことで、近郊の学校で5名をも受賞しているのは本校だけです。引き続き、がんばって行きましょう。

 

さて、学校と言うのは、社会に出る前の準備として、規律のある集団生活を学ぶ場です。規律の中で人とのコミュニケーションとして一番大切なのは、「挨拶」です。皆さん、気持ちの良い挨拶をきちんとしていますか?

今はマスクで、顔の下半分が隠れているので目元しか見えません。だから、「おはようございます」と口で言っていても、挨拶が相手に届いていない人がいるんです。自分は、挨拶していると思っていても、相手に届いていなくて、相手を残念な気持ちにさせる事もあります。マスクを着けている今、挨拶の仕方をもう少し工夫する必要がありますね。

・声だけでなく、お辞儀をしっかりとする。
・顔を相手に向ける。
・立ち止まって、相手目を見て挨拶する。

どれも気を付けてやってみれば、とても簡単なことですね。そのちょっとの工夫をするだけで、挨拶は、 しっかりと相手に届きます。
挨拶は、言ったか言わなかったかではなくて、大切なことは、相手に届いたか届かなかったかです。相手の気持ちまで考えて挨拶ができる人になってください。

この様な、相手に届く挨拶ができる人は、大学受験の面接や将来の就職面接で、わざわざ練習しなくても十分に成し遂げる事ができます。そして、社会に出た時に、周りの人達に愛される人は、気持ちの良い挨拶ができる人です。自分の将来の可能性を実現するための第一歩として、気持ちの良い、相手に届く挨拶をしてください。これは、先生たちにだけでなく、守衛さん、お掃除の方、幼稚園や小学校の先生たち、お客さま、保護者の方々もです。出会う人全てにです。皆さんの気持ちの良い挨拶で、気持ちの良い学校を作ってください。

 

最後に、今回100点をとった14名の皆さん、おめでとうございます。本当によく頑張りました。惜しかった人は、どこでミスをしたのかをしっかり理解して、色々な形で問題を解いてください。それが、次への成功のカギに繋がります。では、3週間後は期末試験です。また会いましょう。

 

 

 

2021年6月15日 アサンプション国際中学校高等学校 校長 丹澤 直己

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