WEB校長室
丹澤校長メッセージ57 ( 校長講話 ~ 「日常の当たり前」 ~ )
2022.06.20 丹澤校長メッセージ
皆さん、おはようございます。
先週の土曜日は、中学校オープンスクールに60名もの多くの生徒の皆さんがボランティアで参加してくれ、本当にありがとうございました。
温かいおもてなしで、最高のオープンスクールになりました。放送部の司会や生徒会とその仲間による学校説明プレゼンテーションと、とても活気があり温かい雰囲気で行えました。参加された保護者の皆さんからも、「こんな立派に成長して欲しいです」と、嬉しいコメントをいただきました。皆さん、本当に感謝します。
さて、今日は「日常の当たり前」についてお話しします。
「ありがとう」反対語は何でしょうか?
私は、「当たり前」だと思います。例えば、「今日、学校に無事に着けた」と言うことに対して、「そんなの当たり前だ」と思うか、「今日も学校に無事に着けた事を、ありがとう」と思うかです。
当たり前と思う事に目を向けて感謝する事です。人生の幸せって、日常のそうした当たり前な事の繰り返しによって作り上げられます。時には、当たり前でない事も起こります。事故に巻き込まれてしまう事もあります。また、今日も会えると思っていたお友達に会えない事もあります。ですから、当たり前を当たり前と思わず、当たり前に感謝する気持ちを持って欲しいのです。今を大切に過ごし、今日という1日を全力で生きる必要があります。
「生きる」 谷川俊太郎
生きるということ
今生きているということ
それは喉が乾くということ
木漏れ日が眩しいということ
ふっと 或るメロディを思い出すこと
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと (以下省略)
引用:「生きる」 谷川俊太郎 著より
この詩のように、当たり前の日常に感謝をしましょう。そして、今だからしなければならない事を今一度考え、日常の当たり前に「ありがとう」の感謝の気持ちを持って、ポジティブに挑戦し続けてください。
これが、本校の養育理念です。
さあ、あと2週間で、1学期期末試験です。その後は夏休みです。
特に、高校3年生の皆さんは指定校を取るにはこれが大きな鍵となる試験です。諦めないで、最後までやり遂げてください。
最後に、中間テストで5教科で100点を取った生徒の方は、今日のお昼休みに校長室にお越しください。もし招待状が届いていなくても大丈夫ですよ。惜しかった生徒の皆さんは、ケアレスミスが何なのかを自分の中で認識し、次に繋げてください。応援しています。
2022年6月20日 アサンプション国際中学校高等学校 校長 丹澤 直己