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丹澤校長メッセージ90(5月13日 ~母の愛~)

2024.05.14 丹澤校長メッセージ

5月は聖母月。そして、昨日12日は母の日。母は、命を産み、育て、守り導いてくれた偉大な人です。そして、すべての人の母、マリア様にも「ありがとう」の言葉を贈りましょう。マリアとは「愛」の意味があります。

母の日の由来をご存知ですか。
母の日に「赤のカーネーション」を贈るようになったのは米国のプロテスタント教会が発祥のようです。1907年、米国ウエストバージニア州の教会で、26年間日曜学校の教師を務めたアン先生のお葬式の時、娘のアンナが母の遺影にカーネーションの花束を飾り、参列者に配ったことが発端といわれています。その後、1908年に百貨店王のJ・ワナメーカーが5月の第二日曜日を「母の日」とすることを提唱し、これが合衆国議会でも承認されて、米国中でこの日に「母の日」を祝うことが広まっていったと言われています。

母の愛は、無償の愛です。皆さんがこの世に誕生する1年前からお母さんのお腹の中で、喋りかけられながら、優しく撫でられていました。
きっとお母さんの存在は、どの国でも、どの場所でもこどもを思う姿はほとんどの場合同じだと思います。
みなさんもお母さんに朝起こしてもらったことありませんか。
クラブの練習や塾、予備校への送迎。

朝早くからお弁当を作り。
教育費のために自分たちの楽しみには使わず、こどもを優先し、仕事でつらい思いをしてもぐっと我慢されたこともあるかもしれません。
こどもの夢を叶えるためにいろんな形で支え下さっています。きっとこの支えは、お母さんだけではなく、お父さんやご家族の皆さんです。

ある企業は、「Thank you, Mom」のキャンペーンを通して次のようにも言っています。
「オリンピックという大舞台での選手の活躍を支えているのは、こどもたちに惜しみないサポートを与えている母の愛である。」そして、選手たちに、活躍でき実力を発揮できるのは、家族とのつながりがあることに気づき、感謝の気持ちを改めて持って欲しいという願いが込められています。

昨日、まだ恥ずかしくて言えていない人は、ひとことお母さんに「ありがとう」と言葉で伝えてほしいと思います。
みなさんからの感謝の気持ちがご家族にとって最高の贈り物であり、それはお金では決して買えない貴重なものです。それが、隣人愛であり、目に見えないものが見えるようになる時です。その気持ちを、6月の父の日に向けても繋げてください。

 

2024年5月13日
学校法人 聖母被昇天学院
アサンプション国際中学校高等学校 校長 丹澤 直己

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