WEB校長室
丹澤校長メッセージ76(9月11日 「2学期が始まりました。」 ~GRATEFUL 感謝~)
2023.09.12 丹澤校長メッセージ
皆さんが2学期始業式を迎えて、その1週間後、9月2日に15日間のフィリピン・イロイロ校研修から戻って来ました。皆さんは、どのような体験をした夏休みでしたか。
今日は、世界のアサンプション国際という観点から、フィリピンでもどこの国でも大切にされている「GRATEFUL 感謝」についてお話します。
(イロイロ校での朝礼 阿波踊りを会場皆さんと踊りました)
聖書には次のように書かれいます。
『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。
Rejoice always.Pray without ceasing.In everything give thanks, for this is the will of
God in Christ Jesus toward you.』
聖書:テサロニケ人への第一の手紙 5:16-18より
感謝は、人間にとって色々な人間関係をポジティブにする大きな力があります。
●相手に喜びを与える事ができ、その喜びが自分にも返ってくることで心が穏やかになる
●仲間が増え、前向きになる
だから、イエス様が「感謝をして生きなさい」というお言葉は、皆さんの人生を豊かにします。
(イロイロ校 修道院のシスター方との交流)
例えば、アメリカ「ハーバード大学精神衛生レター」(英語)の記事はこう述べています。
「感謝の気持ちは,より深い幸福感と常に強く結びついている。感謝の気持ちがあれば,明るい気持ちになり,良い経験をし,より健康になり,逆境に対処し,強い人間関係を築くことができる」。
今回のフィリピン研修でも、すべての事が「当たり前」と思わず、寛容な心で感謝の気持ちを持って受け入れることを学んでくれたと思います。人と人との繋がりは、「感謝」から始まります。
そして、一番簡単な感謝を伝える方法は、「ありがとう。Thank you」です。けれども、難しい言葉なのかもしれません。「ありがとう」は、世界共通語のMagic wordです。「言ったつもりなのに・・・」ということを経験したことがあるでしょう。
だからこそ、よりこの言葉を心において、意識して感謝の言葉を言えるように取り組んでください。
(現地の高校生と魚釣り体験)
2学期にある大きな行事にこれが生かされ、クラス団結の大きな原動力になります。特に、高校3年生の皆さんが今直面している大学試験の面接などで大きな力になります。
その心の持ち方が、皆さんの「品格」に繋がり、見えない物を見えるようにする力に繋がります。
2023年9月11日
学校法人 聖母被昇天学院
アサンプション国際中学校高等学校 校長 丹澤 直己