WEB校長室
丹澤校長メッセージ97(11月2日 ~チャリティーDAY ONENESS~)
2024.11.02 丹澤校長メッセージ
Let us walk together for a better world!
お天気に恵まれ、大変活気に満ちたチャリティー・学院祭が10月26日に行われました。
開門前から、長座の列ができ、多くの方々にお越し頂けたことを感謝申し上げます。幼稚園から高等学校・父母の会・同窓会が一つになり、アサンプションの愛と温かさが感じる一日でした。
聖堂で行われた聖歌隊の合唱は、小学校・中学校高等学校・OBの方々とのコラボを実施し、圧巻の美しい音色が響き渡り、感動の一言でした。
創立70周年を迎えた恵みに満ちた年に、チャリティー・学院祭をここに居る皆さんと迎える事ができたのは学院にとって大きな実りです。そして、この長い歴史の中で支えて下さった方々、世界の方々に恩返しをすべく、今年度のスローガンは、「過去最高金額をチャリティーに!」となったそうです。まだ戦争が終結せずに苦しんでいる人たちや支援を必要としている人たちへ、微力でも役に立ちたいと言う想いも含まれています。
自己主義・個人主義になりがちな社会ですが、この思いを聞いて、みなさんが他者・世界に目を向けることができていることに大変感動しました。
校名の「国際」と言う意味は、国・宗教・文化が異なれど共に歩んで行くということです。自分の周りだけでなく世界に目を向け、視点を変える事で、私たちの当たり前が当たり前でないということに気付けます。チャリティーとは、キリスト教の根本的な教えです。相手に幸せになってほしいという気持ちから自分の身を捧げることを、キリスト教では「無償の愛」と言われています。
皆さんも今日だけでなく、この無償の愛の精神を日々大切にし、周りの人・これから出会う世界の人たちに目を向ける心を持って下さい。そうすると、世界平和を担える人になります。
2024年11月2日
学校法人 聖母被昇天学院
アサンプション国際中学校高等学校 校長 丹澤 直己