WEB校長室
丹澤校長メッセージ105(4月8日 1学期始業式)
2025.04.08 丹澤校長メッセージ
(聖書 「種を蒔く人」 マルコの福音書 4章1-8節)
イエスはまたも、海辺で教えはじめられた。おびただしい群衆がみもとに集まったので、イエスは舟に乗ってすわったまま、海上におられ、群衆はみな海に沿そって陸地にいた。イエスは譬で多くの事を教えられたが、その教えの中で彼らにこう言われた、
「聞きなさい、種まきが種をまきに出て行った。まいているうちに、道ばたに落ちた種があった。すると、鳥がきて食べてしまった。ほかの種は土の薄い石地に落ちた。そこは土が深くないので、すぐ芽を出したが、日が上ぼると焼けて、根がないために枯てしまった。ほかの種はいばらの中に落ちた。すると、いばらが伸びて、ふさいでしまったので、実を結ばなかった。ほかの種は良い地に落ちた。そしてはえて、育って、ますます実を結び、三十倍、六十倍、百倍にもなった。」
いよいよ新たな学年で、新たな仲間と新年度がスタートします。
きっと、ワクワク感と共に希望に満ちていることと思います。
先ほどの、ミサの中であった聖書のお言葉覚えていますか。
「神様が私たちに種を蒔き続けているという事です。」
それは、種とは、神様からのGIFT=送りものです。1人ひとりに送られている能力・個性・可能性です。その種を、どう見出し、伸ばしていくのかが皆さんの努力と挑戦になってきます。
やがて、芽を出して、大きく育つと花を咲かせ、実がなります。その実が、能力=力なんです。何事にも、チャレンジし、自分のために・誰かのためにその力を使うとき、必ず目に見えない力(それは神からの力)が働き、益々力が発揮できます。
どうか、クラスの中・学年・学院全体で皆さんの力を使う事で、きっと素晴らしい生活が待っています。自分のできる事は進んでできる、そんな積極性を持って下さい。
それを実際、私たちのお手本として行ってくださったのは、本校の清水先生です。なんと、全国教職員剣道大会において大阪府で優勝され、8月に全国大会に行きます。清水先生の努力が実を結び、能力が発揮され、喜びと希望を学院に運んでくれています。
挑戦は、何歳になっても命が尽きるまで続きます。皆さんも、自分の夢の実現に挑戦していきましょう。
2025年4月8日
学校法人 聖母被昇天学院
アサンプション国際中高等学校 校長 丹澤 直己