先日は、学習発表会が行われました。
子どもたちは、日頃の学びをOneness の精神を元に表現をし、保護者の皆さまにも「誠実・隣人愛・喜び」の温かい心をお届けできたことと存じます。
1年生と6年生は、世界に広がる音色での表現でした。何よりも、6年生はこの6年間の学びで「世界平和」を壮大に表現し観客に伝えてくれました。私たちも立派に成長した姿に感銘を受けた事でしょう。
さて、12月25日はカトリック教会で最も重要な日です。救い主イエス・キリストの御生誕です。そして、約4週間前から降誕の準備に入る待降節が始まります。
今年の待降節は12月2日で小学校の玄関先にも馬小屋を設置します。馬小屋は、イエスが生まれた場所です。なぜ、「馬小屋の飼い葉桶」に寝かされているのでしょうか。寝かされていると言うことで、「この人は世界の人々のために捧げられている」という意味を教会では言われています。神はこの幼子の中にご自分をお顕しになったと信じています。幼子を通して、智慧と理解、導きと勇気、平和と和解を私たちに示し導いて下さっています。
この神のお導きは、アサンプション国際のモットーである「誠実・隣人愛・喜び」に値するのではないでしょうか。自分を大切にし、他者をも大切に出来る隣人愛が芽生える時、誠実と喜びは同時に目に見えない力となって現れます。
いま一度、私たちも身の回りへの視点を変え、待降節の中心に「誠実・隣人愛・喜び」を置き、温かいクリスマスをお迎え出来ますことをお祈りします。
2023年11月23日 学校法人聖母被昇天学院
アサンプション国際小学校 校長 丹澤 直己