さて、9月11日はフィリピン Assumption Antipolo校 50周年式典に出席して来ました。
現在は一般の方が校長を務めていますが、それまでは歴代校長はシスターの方でした。皆さんが集結され壇上に上がった時は圧巻の風景でした。シスター方から醸し出す雰囲気は、温かさ・誠実さ・威厳があり、これらが、私たち自身が身に付け、そして育てたい子ども像に値する品格だと感じました。人種・身分・性別が異なれど、この品格を身に付ける教育を私たちが引継ぎ、取り組むことが使命であり、社会に出たときに最も役立つ力「見えない力が見えるようになる」ことであると思います。これが、人から愛される人になる力です。
このアサンプションのシスター方のエネルギーを日本まで届けて下さいと祈るばかりでした。
それだけではなく、この2学期から『初』本校の小学校児童が1年間留学にAntipolo 校に行きました。
もちろんお母様との渡比です。日頃の様子など色々なお話を聞き、大変楽しそうにイキイキとしているのが印象的でした。初日は緊張していたようですが、異文化理解を柔軟に受け入れている姿が見られて大変誇らしかったです。
環境は人を育てます。グローバルなアサンプション国際の環境で、海外を海外と思わず、兄弟姉妹としての交流ができるように真の多様性を身に付けられることを期待しています。
2024年9月20日 学校法人聖母被昇天学院
アサンプション国際小学校 校長 丹澤 直己