11月23日(土)、保護者の皆さまの応援のもと「学習発表会」が本校にて行われました。
学院の建学の精神である「世界の平和に貢献する人の育成」をベースに、どの学年も世界に視点を向けた学習発表会でした。
学習発表会は、子どもたちの1年の成長を感じるとともに、無限の可能性に感動させられる行事でもあります。特に6年生の合奏は流石で、学年全体が一つに強く団結し、楽しさや希望を伝えてくれました。聴いている方も胸が熱くなり涙が溢れました。子どもの成長は今を見るのでなく、長い目で見てあげる事こそが教育であると強く認識させられました。ここまで辿り着くには、6年間の道のりが必要という事です。教育、人格形成は時間がかかります。
【1年生】
「it’s a small world」歌と踊りで 世界旅行に連れて行ってくれました。ブラジルのサンバダンスから、ハワイのフラダンス、日本は百人一首など、楽しい世界旅行でした。
【2年生】
「Friendship 〜友達になるために」をテーマに、アーノルド・ローベルの作品を英語と日本語を通して表現してくれました。友達・思いやり・笑顔を元気よく伝えてくれました。
【3年生】
国語の教科書にある「ちいちゃんのかげおくり」を英語で演じ、戦争の悲惨さや家族を失う悲しみを表現してくれました。戦争のテーマを英語で見事に演じ切り、英語のセリフを全児童が成し遂げたことは素晴らしかったです。世界中のアサンプションで行われる宗教教育の教材に提供したいと考えています。
【4年生】
日頃の探究の学びを通して、より良い世界を築き、継続できる事を考えた発表で、「小さなことから気をつけて取り組む大切さ」を観ている大人にも教えてくれました。大きな目標を達成する為には、まず身近なことからです。
【5年生】
人と地球の生命の源である水について伝えてくれました。1日に1人が使う水の量は約200リットルだそうです。川の水で生活している人は、世界中にまだ1億人います。この事を、自然学習で学んだ「水」について地球を1メートルの大きさに例えながら、発表してくれました。
【6年生】
「情熱大陸」を素晴らしい歌声と合奏で届け、聴いた人に感動を与てくれました。6年間の成長の過程が走馬灯のように蘇り、子どもたちの優しさが真っ直ぐに伝わってきました。
2024年11月27日 学校法人聖母被昇天学院
アサンプション国際小学校 校長 丹澤 直己